2019年9月
バスク風チーズケーキ ♪
最近 周りで
「 ローソンの バスチーが 売れてるらしい 」 とか
そのバスチーに 「 プレミアムが出た 」 とか・・・
厨房で聞いているラジオでも
FM群馬では 毎日 「 ローソンのバスチー 」 と 繰り返されている
それなら 試しにと・・ ローソンに 行ってみた
ホントだ
宣伝に力が入ってる・・・
せっかくだから PREMIUMの方を・・・
320円((税込)です
車の中で コーヒーと共に いただきます
PREMIUMは 生クリーム キャラメルソース
いろんなナッツが乗っている
うう~~~ん さすが 大手コンビニさん あなどれません
しっかり 濃厚です
だが しかし ここで 感心してる場合じゃない
メッチャ 対抗意識 めらめら燃やして 本気の バスク風 チーズケーキ 作ってみた
濃い目の焼き色が
このチーズケーキの
美味しさの秘密
キャラメル風味が
加わって
「 プリンみたい 」
と言う感想も
聞かれるほどです
15㎝の型で焼くので
周りはしっかり焼けているのに
センターは とろりっ
あまりの出来栄えに
お店で販売することになりました
プラリネ(キャラメルがけの
アーモンド)や
ピスタチオ
アーモンドダイスで
飾り付け
どうぞ
専門店の
BASCHEE バスチー
お試しください
320円 (税別) です
そうそう
最近 お客さまからのご要望で
お姫様ケーキを 作ってみました
ケーキは イチゴと生クリーム
それと スフレチーズが
層になってドーム状に仕上げてあります
こちらは ホワイトが基調のドレス
もう一種は 赤が基調の ドレスです
ピンク色は 生クリームに
フランボワーズ(木苺)のピューレを
合わせて 色付けしてあります
ご注文いただければ
ご用意できますので
どうぞ 3日前までに ご予約くださいませ
約 18cm ¥4,200 (税別)です
国宝 松本城 ♪
小諸 懐古園を後にして 車で 約1時間半
たどり着いたのは この旅の目的地 国宝 松本城
けっこうな 街中にあることに びっくり
平地に建てられた 平城です
遠目から見ても 圧倒的な存在感です
ほとんど待つことなく
天守まで行けそう
お盆休み中は 1時間待ちもザラだそうなので
ラッキーでしたね
でも この暑さの中 1時間は ムリ・・・
5階建てに見えて 実は 6階建てです
天守入り口は ものすごい段差の石段
当時は 木枠や 手すりはなく
石段のみだったそうです
松本城の特徴と言えば
白い 漆喰壁と 黒漆塗りの 下見板
このコントラストが
何とも言えない重厚感を生みますね
ところどころに
鉄砲を撃つ 鉄砲狭間 と 矢を放つ矢狭間があったり・・・
石垣を登ってくる敵に対して
石を落としたり
熱湯をかけたりする
「 石落 (いしおとし) 」という工夫も
見ることが出来ます
階をつなぐ階段は 狭いので すれ違いも大変
中には 61℃の傾斜がある箇所もあるので
自分のスカートを踏んで 転びそうになる
城主気分を味わってみた
みんな見てて
恥ずかしかったみたい
最上階の 6階は 戦の時
周りの敵の様子を見るところとして使われたそうですが
天井にはがっちりとした梁が組まれ
「 二十六夜神 」 と言う
松本城を守る神様が
祀られていていました
なんだか神聖な気持ちになる
天守閣の 見学を終え
守衛のおじさんと 記念撮影
( ちなみに ポーズは おじさんの指定です )
勇壮なお城が見られて
旦那さまは 大満足
しかし 腹減った
さて お昼にしよぅ
さすが信州 お蕎麦屋さんは よりどりみどり
でも じっくり検索して選ぶには ふたりとも 腹ペコ過ぎた
松本城から 歩いて一番近いお蕎麦屋さんに 飛び込む
旦那さまは
天ざるそば 大盛
私は 旦那さまから
天ぷらを頂くので もりそば
”おまえ 大盛じゃなくていいの ”
って心配されたけど
いやいや 私には この後のお楽しみがあるので・・・
お蕎麦やさんを出て 運転は ビール を飲んでしまった旦那さまに変わり 私が担当
次の目的地は 小布施【おぶせ】 そう・・・ 言わずと知れた 栗の産地です
私にとって この旅の最大の目的は こちらだったかもしれない
ずっと前に放送された 『アド街ック天国 小布施 』の録画を見直し
行きたいお店も ちゃんとチェックしてあるもんねぇ~~
カーナビに モンブラン朱雀のお店 『 エ・ン・ト・ツ 』と打ち込み
「 いいよ 寝てて
」と 旦那さまには 余裕の発言
約 1時間半か・・・ 余裕 余裕
途中 夕立に見舞われても 順調に目的地へ向かっていたけど・・・
「目的地まで 約500メートルです 」って カーナビが言うわりに
周りを見渡しても 全く小布施感がない
まさか
やっちまった
同じ名前の 全く違う店に案内されるという 痛恨のミス
慌てて 再検索すると・・・ そこからさらに 1時間半かかるって・・・
それじゃあ 営業時間の16時に 間に合わないじゃないかぁ
帰る
すっかり 心が折れて 帰路につく事になった
きっとこれは お蕎麦も 栗も
旬 に来なくちゃダメだ・・ ってことだな っとあきらめをつけ・・・
もぉ~~ 絶対 いつかリベンジしてやるぅ~~~~
小諸 懐古園 ♪
旅のお楽しみは 朝食もそのうちの一つ
中棚荘さんは 『 麦とろ朝ご飯 』が自慢だそうで
期待で ワクワク
まずは 「りんごジュース か ヤギ
のミルク どちらかお選びください 」って・・・
そうそう こちらでは ヤギを飼っていて
いつもは 玄関でお出迎えしてくれるって 言ってたな
私たちも会いたかったんですけど・・・
「雨が嫌いなので
今日は 出勤しないかな・・」って
残念
せめて ミルクだけでも・・
と ヤギのミルクを お願いしました
そう言えば 私 フランス滞在中に マリーポールさん方で
夕食後 デザートの前にチーズを頂くときに
たいていは ブリー(牛乳から出来てる)のような 初心者向けのクセのないのをお願いしていて
ごくたま~に シェーヴル(ヤギのミルクのチーズ)を頂くと
「 うわっ めっちゃヤギ臭 」 と思って食べていたので
このミルクを 1口飲んだ時に その時の光景が フラッシュバック
でも 大丈夫 息止めてましたから
ピノちゃん ありがとう
麦とろご飯は 期待通り
しかも 麦飯もたっぷり用意されていて
思う存分頂くことが出来ました
チェックアウトを済ませ 宿から車で5分程度の 懐古園へ
懐古園は その昔 天下分け目の関ヶ原の合戦での第二次上田合戦時
真田軍は上田城を 本陣とし 徳川軍は ここ小諸城を本陣として戦った歴史的舞台だそうだ
入り口の 三の門
懐古園の額は
徳川家達公の筆によるものだって
城下町より低い位置のある
『 穴城 』は 日本唯一
自然石をそのまま積み上げた野面積みの石から
ひんやりとした空気が漂います
明治維新後に廃城となり
荒廃していく小諸城を憂いた
旧小諸藩士たちが 資金を集めて
小諸城を払い受け
本丸跡に 「懐古神社」を祀り
花木を植えて公園にしたって・・・
心落ち着く
いい所です
ここでも御朱印を ゲット
ここには 3層の天守閣があったらしいが
落雷で 焼失だって・・・
その後は 徳川の政策により
再建されなかったらしい
天守台跡にのぼったけど
意外に小さかった
同じ料金で お隣の 動物園も見られると言うので サクッと 見学
ホントに のどかな動物園
桐生ガ岡動物園の半分くらいの広さか
きれいな羽の
ルリ コンゴウ インコがお出迎え
不自然なほど
岩の上で静止したヤギさん
ほんと動かないぜ
霊長類コーナーでは
ニホンザル クモザル テナガザルとか・・・
色々いたけれど
一番のキケン生物が こちら
近寄らないのが 身のためですね
( つづく )
小諸 中棚温泉 ♪
なぜ今回のお泊りが 小諸だったかと言うと・・・
この旅の最大の目的が お城マニア()の 旦那さまの
『 松本城 行ってみてぇ~~ 』の 一言で
松本城 天守閣に決まったからです
小諸は ちょうど 松本と 吉井の中間地点ぽいから・・
早速 いつもの じゃらんで
小諸 温泉 で 検索
すると 温泉 食事で高評価の 中棚温泉 中棚荘 が ヒット
かの島崎藤村が 温泉の掘削を 手伝った事で知られているそうで
大正ロマンを感じられるって・・・ ワクワク
宿の裏の駐車場から 正面玄関に向かいます
正面玄関
お部屋は 大正レトロな 大正館 バス トイレはありません
まあ 承知で予約しましたけど・・
早速 お風呂へ
ここでも 50段ほどの石段を 登らなくてはいけません
途中 飲用可能な温泉があって
飲んでみた
うわっ 思いっきり 温泉味
身体にいいか 悪いかわからんが
息を止めて 飲み切った
殿方の風呂
ご婦人風呂は
さらに もう少し登ったとこです
誰もいなかったので 写真を撮ってみた
10月からは
『 初恋りんご風呂 』で
たくさんのりんご浮かべて
甘~い香りのお風呂になるそうです
露天風呂は
熱めのお湯と
ぬるめのお湯に分かれていて
打たせ湯のあるぬる湯は
ほぼ体温
ず~っと寝てられる
指がしわしわにふやけるまで
お風呂に浸かっていたのは久々だ
そう言えば チェックインの時 フロントの人が
『 ご飯は 炊きあがりに40分かかります
もし はじめからご飯を召し上がるのでしたら お食事のスタートに合わせて炊き上げておきますが いかがなさいますか』
と聞かれた
私は もちろん 『 はじめから お願いします 』と 答えたけど こんな風に聞かれたのは 初めてだ
いつも 食事の最後に お新香と お味噌汁で しっぽり白米をいただいて・・
それはそれで わびさびを感じるひと時ではありますが・・・
お酒を飲まない私は いつも ホントは最初からご飯を食べたぁい と思っていたので
この心使いはヒジョーに ウレシかった
夕食は 和風創作料理
食前酒
藤村の にごり酒
先付け
馬鈴薯すり流し
トマトゼリー寄せ
お造り
鯉のあらい 酢味噌ぞえ
ここで 早くも 炊き込みご飯の登場
とうもろこしごはんだ
ふたりで ひと釜
大丈夫 足りるのか
甘鯛胡麻柚庵やき
ご飯が ススんじゃう
夏鴨の 治部煮
茄子と 冬瓜
信州牛の 陶板焼きを
追加注文
これで 1人前 ¥1600
せっかくなんで
揚げ物は
モロッコインゲンと 玉ねぎ
枝豆豆腐の揚げ出しと・・あとなんだっけ
ごはんを爆食の勢いが止まらず
旦那さまの分まで食べてしまいそうだったので
おそるおそる聞いてみた
『 普通の白いご飯ありますか 』
良かった あるって
その白米を 2杯( すごく品のいい 盛りですよ )いただき
3杯目を お願いしたところ
『 すみません これで 最後です
』って・・・
仕方ない 勘弁してやろう
部屋に帰る前に テラスで 本日2個目の ソフトクリーム
旨し
ひんやりした 夜の空気と
どこからともなく聞こえてくる 鈴虫の音色が 心地いい
と 思ったら・・・
ここで飼われていたのね
こうして小諸の夜は ふけていきました ( つづく )