塩の湯温泉 明賀屋本館 ♪
それは 1月に仙台へ向かった
新幹線の中での事
座席前のポケットに 入っている JR発行
情報誌 トランベール
仙台に着くまでの道のり
興味があるとこだけ サクッと読みかじっていると
後ろの方に 温泉を守り続けている人たち
「 地・温泉の湯守たち 」 って言う 記事
『 彼らはその地に根づいた伝統的な湯であることを
誇りに思っている。
この湯を守り続けることが自分たちの使命と受けとめている。
だから、骨身を惜しまず“湯”に愛情を注ぐ。
地・温泉の湯はどこに行っても満足できる、
このような評判が定着してきたのは、
実はそんな湯守たちの努力のたまものでもある。
浴びるほどの「地力」を頂こう。』
と 紹介されていたのが
この月は たまたま 那須塩原にある
明賀屋 本館 だった
へえぇ~~
栃木に こんな温泉 あるんだぁ
川岸にあって しかも 混浴
水上にある 大好きな 宝川温泉を想像した私たちは
新緑の5月の連休は ここに行こうっ と
この時点で決めていたんだ
連休初日
まずは 太田・強戸スマートインター近くの
鳳凰ゴルフ倶楽部で か~るく ゴルフ
今回のお目当ては スコアはさておき これ
ほうおうバナナ
ゴルフ場で バナナ栽培を始めちゃったと
話題なのよ
昔食べた 台湾バナナを 思い出させる
芳醇な香りと ねっとり濃厚なバナナジュース 650円 なり~
それもそのはず
皮ごと食べられると話題の
岡山 もんげーバナナ と 同じ品種の
台湾系ねっとりバナナ~グロス・ミシェル
の苗で 育ててるらしい
次回は 1本350円のこいつを
皮ごと 丸かじりしてみたい
プレー終了後は 高速に乗って 約1時間
新緑の渓谷を眺めつつ
那須塩原の 明賀屋本館に 到着
昭和8年の 建築 大正モダン
徳富蘇峰に命名された「太古館」は帝国ホテルと同じ
ライト建築の流れをくんでいるらしい
予約したのは 貸切露天風呂 無料プランだったので
早速 行ってみた
熱っ
源泉かけ流しなので 源泉温度55.8℃じゃあ
とても入れないので しば~らく 水道水を足して
適温まで 待つ
ようやく入れるようになって
ピリピリする感覚を楽しみながらながら 肩まで浸かってみる
あ”ぁ”~~ 気持ちイイ~~
ちょっと しょっぱい
サスガ 別名 塩の湯温泉だ
1時間の 貸切時間を待たず
露天には シャワーも シャンプーもないので
内湯に移動
内湯は 2種類あって
1つは 東日本大震災の時に出来た地割れから
湧き出た 薄い墨色の 単純鉱泉
手前は 茶褐色の 塩化物泉
丁度いい湯加減で ず~っと浸かっていられる
部屋に戻り
相撲見ながら 旦那さまは 湯上りビール
私は 畳に横になって ウトウト
この時間が あ~ 連休だ
18時になると 食事会場へ
今時珍しい 何百畳もありそうな 大宴会場
そこにお膳が並べられ 他のお客さんと一緒に食べる
量はたっぷり
特別 チョー美味しい ってほどのものは無いけど
炊き立てご飯は お替り自由だし
満足 満足
部屋に戻ると 布団がしいてあって
ばたんきゅー
気が付いたら 23時を過ぎていた
「 ねえねえ お風呂いこうよぉ 」
グウグウ寝ている旦那さまを起こして
24時間入れる 川岸露天風呂へ
88段の階段を ギシギシ言わせながら 降りてく
だぁれもいないし 自然満載すぎて怖いくらいだ
混浴だから いつ誰が来ても大丈夫なように
バスタオルは 準備してたけど
要らぬ心配でした
帰りもまた 88段の階段を 心臓バクバクさせながら
やっとの思いで登り切った その時
「 あっ 部屋のカギ 脱衣所に忘れたぁ~~
」
いつもは 旦那さまがカギ係りなのに
この時は 私が持ってたんだぁ~~
「 わりいけど 俺 ココでまってるわ 」
階段の上り下りで 相当なダメージを受けた旦那さまは
もう一往復する 気力も体力も 残ってないらしい
「 いいよ 一人で行ってくるよ・・・ 」
また ギシギシの階段を 降りて行ったけど・・・
暗いわ 静かだわ 誰かいそうだわ・・で
めっちゃ怖かった
階段上り下り競争してたら
きっと優勝してたな (つづく)
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